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銀歯とその問題点

かぶせ物には保険適用のものと自費のものがあります。保険内でのかぶせ物は、基本的に銀歯が選ばれることが多いです。ただし、下顎第一大臼歯や上下の小臼歯には、条件付きで保険適用のCAD/CAM冠が使用可能です。

CAD/CAM冠は高強度レジンブロックで作られています。しかし、その条件には全歯が揃っていることや金属アレルギーの証明書が必要です。それ以外の歯には、依然として銀歯が主流です。

保険内と保険外の費用差

価格が安ければ、誰でも白い歯を選びたいものです。しかし、保険内と保険外では費用差が大きくなります。

例えば、保険内で大臼歯に銀歯を入れる場合、費用は約3,500円(2018年時点)です。一方、自費でジルコニアやセラミックを使用する場合、同じ窓口負担金の45倍以上になることもあります。この費用差が、素材選びの大きな悩みとなります。

銀歯を避けるべき理由

理由1: 再治療の可能性が高い

銀歯は再治療が必要になることが多いです。奥歯は磨き残しが出やすい部分であり、銀歯があると「コヒーラ現象」により酸化腐食が進行します。その結果、二次う蝕が発生し、歯をさらに削る必要が出てきます。最終的に歯の寿命が縮まり、抜歯に至ることもあります。

→歯磨きに関する記事はこちらにもございます

理由2: 金属は口臭の原因に

銀歯の周囲では金属イオンの影響でプラークがたまりやすくなります。その結果、銀歯の境目が汚れやすく、歯周病や口臭の原因となります。

理由3: プラークの堆積と二次う蝕

銀歯の周囲にプラークがたまると、その下で二次う蝕が進行します。

銀歯を外した際、酸化黒変した歯質が現れ、それを削ることでさらに大きなかぶせ物が必要になります。この繰り返しにより、歯の健康が悪化します。

ジルコニアのメリット

保険外治療で使用されるジルコニアには、以下のメリットがあります:

  • 酸化腐食がなく、長期間安定
  • 金属アレルギーの心配がない
  • プラークがつきにくい
  • 自然な色合いを保つ
  • 高い適合精度と強度

ジルコニアやセラミックは、清潔さと審美性、耐久性を兼ね備えた選択肢です。費用はかかりますが、長期的に見れば銀歯よりも有利です。

最後に

表面がつるつるでプラークを寄せつけず、いつまでも清潔で歯と同じ白くてしかも耐久性のあるジルコニアやセラミックなどのメタルフリーな素材で治すのが、歯科医師としてはやはりお勧めとなります。

保険外なのでどうしても費用はかかってしまうのですが…。

最後に決めるのは皆様ですが、安易に銀歯にすることだけは避けて、銀歯にする場合はお手入れをとにかくしっかりしなければならないことを、気をつけて頂ければと思います。

また、当院では歯科情報を様々に発信していますのでぜひご覧ください。

Category知覚過敏

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