動画の概要
今回はあなたが歳をとってから、ご自分の歯を失って後悔しないために、「ぜひ早いうちに知っておいてほしいリスクのある歯並び」についての内容です。
歯並びが悪いだけで、どうして抜かれるほど歯がだめになるんですか?・・・と思われる方もいるのではないでしょうか。しかしそれは事実なのです。また、きれいな歯並び、良いかみ合わせの方は、歳をとっても歯を失いにくいという調査報告があります。
なぜかというと、
1.歯並びが悪いと、歯磨きがしにくいところが多くなり磨き残しの部分が増えるということ
2.噛んだ時に特定の歯へのかたよった負担が続くために、その負担の持続的な力のせいで歯周病になるリスクが高まる
事が大きいと思われます。
参照情報
・早期接触の解明
九州歯科大学名誉教授、横田誠先生
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacd/37/1-2/37_17/_article/-char/ja
・望ましい咬合を求め続けて
徳島大学名誉教授、坂東永一先生が2017年の顎咬合学会誌に出された
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacd/37/3/37_178/_pdf
・臨床家のための歯科補綴学
顎機能と機能障害の診断を考慮した歯科治療
著者: [著] Eva Piehslinger [訳] 佐藤貞雄 [訳] 石川達也 [訳] 青木 聡 [訳] 渡邉 誠 [訳] 豊田 實
https://www.quint-j.co.jp/shigakusyocom/html/products/detail.php?product_id=790
・歯周ポケット形成の初発機序を考える
吉永泰周,吉永美穂,原宜興
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻展開医療科学講座歯周病学分野
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/55/3/55_256/_article/-char/ja/
・口腔内所見からの病因抽出と病状安定の基準
五味一博
鶴見大学歯学部歯周病学講座 日歯保存誌60(5)2017
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikahozon/60/5/60_229/_pdf
歯の治療は、一般的な内科治療などと少し違いがあります。それは「同じ箇所の治療でも、やり方がたくさんある」ということ。例えば、1つの虫歯を治すだけでも「治療方法」「使う材料」「制作方法」がたくさんあります。選択を誤ると、思わぬ苦労や想像していなかった悩みを抱えてしまうことも、少なくありません。
当院では、みなさまに安心と満足の生活を得て頂くことを目標に、皆様の立場に立った治療を心がけています。お気軽にお越し下さい。